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執筆者の写真kana-piano

TVドラマの音楽について



新学期、新生活にはもう慣れましたか?

連休まであと少しなので、頑張りましょう(^_-)-☆!!


この前は「つめ切り」について書きましたが、今回はTVドラマの音楽について書いてみたいと思います♪


4月に入り、新しいドラマが始まって来ましたね。

皆さんはどのようにドラマを観ていますか?どこに注目して観ていますか?

俳優さんの演技ですか?ドラマのストーリーですか?


人によって様々だと思いますが、私の場合、音楽に注目して観ています!!

Amazon Musicでサントラをいろいろ聴きあさります(笑)


ドラマにはクラシックも結構使われているんですよ!

この前まで放送していた『ミステリーと言う勿れ』はクラシック音楽まみれで、

もう気になって気になって話が入ってこなかったです(笑)


特に1話目はたたみかけるように有名クラシック曲が流れるのでそれしか聴けなくて、セリフが全く耳に残らず、ストーリーが理解できませんでした。

録画していたので、もう1度観ました(笑)


主人公の整くんがちょっと変わった人柄という感じだったので、そこを印象づけるためにクラシックを多用したのかなぁと思うのですが、「クラシックを聴く人」、「クラシックが好きな人」はちょっと変わっているという認識を持たれているのかと思うと何だかなぁ~とも思いました(笑)


結構音量が大きく、割と耳に残りやすいクラシック曲ばかりだったので、印象に残りやすく、ちょっとした違和感を感じました。でもそれが主人公をよく表していたと思うので、きっとそういう作戦だったのでしょうね。


TVドラマだけでなく、映画などでもそうですが、音楽はその場面の印象を決める大事な要素の1つだと私は思います。


喜んでいる場面にすごく明るく、楽しそうな音楽が鳴っていれば、それは本当に本心から喜んでいるという印象になるでしょう。

しかし、喜んでいる場面であっても、少し陰りのある音楽が鳴っていれば、それは本心を隠しているという印象に見えてしまいます。


もちろん音楽だけがそうさせるわけではなく、俳優さんの演技によってそのように導かれるというのはありますが、音楽だけでもそのような印象をちらつかせ、多少の印象操作は可能だと思います。


一時期コロナで撮影ができないという状態が続いたことがありましたよね。

その時に昔のドラマを再放送している時期があったので、昔のドラマを観たのですが、

今と音楽が全然違っていてビックリしましたΣ(゚Д゚)


音楽の作り込み方が全然違うんですよ!!

私が観たドラマだけなのかもしれませんが、再放送されていた昔のドラマは1つの曲を楽器を変えたりしてバージョンを変えたものをいくつか作ってそれをシーンに合わせて使い分けるという感じでした。バージョン違いは元々は1つの曲なので、それを1つと数えると3、4曲を使い回しているような感じでした。


現在のドラマはすごいですよ!!!


サントラを見ればわかりますが、それぞれ主要な登場人物の音楽をちゃんと作り、それの別バージョンも時には作り、メインとなるテーマ音楽を作り、その別バージョンもいくつか作るetc…といった感じです。


エンディング曲がドラマのメインテーマ曲になるという事が昔はあったようですが、最近はエンディング曲とメインテーマ曲は別になっていることが多いように思います。


そしてエンディング曲とドラマの雰囲気が合っていないなと感じることがなくなって来ている気がします。


音楽の重要性、音楽がちゃんと作品の1部として捉えてもらている証拠なのかなと思うと嬉しいです!


私が音楽に注目して観て頂きたいドラマを最後に書いておきます♪


▼『SPEC』→このドラマは私の大好きな「ケイゾク」というドラマの続編のようなドラマでストーリーは…ちょっと不思議です(笑)注目ポイントはエンディングです。


エンディング曲である「NAMInoYUKUSAKI」が1話ごとにバージョンが違うんですよ!アレンジによって曲の雰囲気が変わるんだなと実感できて面白かったです♪


▼「ストロベリーナイト」→このドラマはストーリーがとても重く、観るのも結構しんどいなという回が多いです。音楽も重いものが多く、闇を感じさせるものが多いですが、映像と音楽がとてもマッチしていて大好きです♪


番組の最後にサントラをプレゼントしていたので、応募してみると当たりました(^^♪嬉しかった!!


▼『美食探偵 明智五郎』→とにかく音楽が素敵でサントラを何度も聴きました!明智五郎という主人公がループタイをしていてクラシカルな服装、「モナ・リザ」や「マグダラのマリア」がキーポイントになっているということもあってか、バロック時代の雰囲気やクラシックの要素がふんだんに含まれている楽曲が多く、とても素敵でした♪


▼『大豆田とわ子と三人の元夫』→このドラマは音楽がとにかくおしゃれ!「美食探偵 明智五郎」と同じ坂東祐大さんの作品です。どの曲も、とにかくおしゃれで素敵♪


エンディング曲が1つではなく、3人の元夫がそれぞれ歌うバージョンがあって、それもすごく良かったです。松たか子さんは声に透明感があって、歌い方が自然で本当に素敵です♡(「カルテット」というドラマも大好きでした!!)


▼『アンナチュラル』→米津玄師さんの「Lemon」がエンディング曲になっていたドラマです。このドラマは心に刺さるセリフがとても多くて、色々考えさせられるドラマでした。


重いテーマのものも多くありましたが、音楽は割と爽やか系で絶望的なストーリーでも救いがある、希望はあると音楽が感じさせてくれていた気がします。得田真裕さんの作品です。


私はこの方の音楽が好みなようで他にも素敵だなと思ったものがいくつもあります。いいなこの音楽と思って、後から調べてみると得田さんの作品だったという事がとても多いです(笑)『MIU404』も大好きでした!!『アンナチュラル』と『MIU404』はクロスオーバーしている部分があります。(俳優さんだけでなく音楽もクロスオーバーしています。)


そして今回注目しているドラマ「インビジブル」も得田さんの作品でした♪「MIU404」に少し雰囲気が似ているなと思って調べたらやはりそうでした!!


音楽にも注目してドラマを観てみるととても面白いと思いますよ(^_^)

長くなりましたが、私の大好きなドラマのサントラの話でした♪



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