水曜日にブルグミュラーについての公開講座に行って来ました。
講師の先生は、ピティナ・ピアノコンペティション全国大会決勝大会への進出者数が全国1位の渡部由記子先生です。
「ブルグミュラーで表現の型を学ぶ」~音楽的に弾くための短期練習法~というテーマで教えて下さいました。先生の所に来られる生徒さんは、コンクールを何度も受けているけど、入賞できないでいる子達ばかりだそうです。その子達の問題点を短い時間で集中的に直して、音楽的に弾ける様に指導されているそうです。
内容は、ソルフェージュをしっかり教えるという事、音楽の形式や成り立ちをしっかり理解させるという事、テンポが揺れない様にメトロノームで常に練習させるという事 etc…
左手の伴奏の部分を大きく弾いてしまい、右手のメロディーが消えてしまう時の解決法も教えて頂きました。
自分で練習する時は、やっている事ばかりだったです。自分のやっている練習を生徒さんにさせる事は、出来ないと思っていました。同じ事の繰り返しで、出来るまでやる。何日も練習する。→難しい練習だから出来ないと思っていた訳ではなく、根気のいる事だからです。こんな地味で面倒な練習は、生徒さんには、出来ないと思っていました。
音楽的に弾くには、根気のいる練習も必要です。自分がやっている練習を同じ様に生徒さんにさせるのは、さすがに大変だと思うので、工夫が必要だと思います。音楽的に弾く事が出来る様に私ももっと勉強しようと思います。そして、指導出来る様に頑張ります。